【大阪】ゴミ屋敷にしてしまうのは片づけが苦手というだけじゃない

片づけが苦手

もともと片づけや掃除が苦手で、いつの間にかゴミ屋敷になってしまうケースです。
【片づけ・掃除・ゴミ捨てが面倒だから後回しにする】→【ゴミがどんどん溜まっていく】→【さらに面倒になるため放置する】→【よりゴミが溜まる】、という悪循環が見られます。片づけが苦手という理由の場合、ゴミ屋敷状態が解消されても、後回しのクセをなくさなければ再びゴミ屋敷と化す恐れがあります。

多忙で掃除・片づけなどの余裕がない

片づけや掃除が苦手なわけではないものの、多忙で余裕がないためゴミの処分ができず、いつの間にかゴミが溜まってしまうケースです。
仕事や育児などで忙しいと、ゴミをまとめて指定の日に出すことすら難しくなってしまいます。夜勤がある人など、勤務時間の都合でゴミ出しのタイミングに間に合わないというケースも少なくありません。本人に片づけたいという意思があるなら、ゴミ屋敷が解消されて忙しさも落ち着けば、その後はきれいな家を保てるケースが多いです。

「もったいない」の気持ちが強い

「もったいない」の気持ちが強く、他人からはゴミに見える物でも捨てられない人もいます。物を捨てられず溜め込んでしまい、結果としてゴミ屋敷状態になってしまうパターンです。
一口にもったいないといっても、以下のように複数の理由があります。

• ・思い出があって捨てられない
• ・人からもらった物だから捨てたくない（捨てられない）
• ・なにかに使えるかもしれないから取っておきたい

この場合、住んでいる本人はすべての物に価値を感じている状態のため、処分するのは困難です。

精神疾患などを抱えている

精神疾患などの理由により、ゴミを捨てられない・片づけられないという人もいます。ゴミ屋敷につながってしまう例は以下のとおりです。

• ・発達障害
• ・買い物依存症
• ・うつ病

他にも、ゴミを漁られたといったストーカー被害の経験があり、ゴミ捨てにトラウマを感じてしまうケースもあります。また、多忙によるストレス過多により、家では片づけを含め何もできないという人も少なくありません。

このような理由の場合、ゴミ屋敷の解消はもちろん必要ですが、精神疾患に対するケアや処置も大切です。

ゴミ屋敷にしてしまう理由を知れば、解決のヒントを掴める可能性が出てきます。ゴミ屋敷になってしまう理由は人によって異なることを押さえたうえで、その人の課題に合わせた解決策を探すことが大切です。

なお、どのような理由でもゴミ屋敷状態を解消するには、とにかくゴミ捨てや掃除をする必要があります。仕事が忙しい方や自力での掃除が難しいといった方は料金こそかかりますが、専門業者にハウスクリーニングを依頼するのが得策です。プロに任せることで、あっという間にきれいな部屋を取り戻すことができるでしょう。